第26章
夏休み最終日
第1話
「なぁ玲央」
「ん?」
「水飲んどけよ」
「ありがと」
連合での暴走も無事に終わり、佑真たちとの会議が終わって、下に戻ると幹部や準幹部たちと騒いで霧島に戻って来たのはついさっき。
夜中も3時を回っていて、8月下旬と言ってもまだまだ暑い。シャワーを浴びて今は柊哉の部屋でまったり中だ。
ソファに座って煙草を咥えて、髪の毛をタオルで乾かしながら水を飲んでる・・・なんかおっさん化してる事にちょっと反省。
「煙草止めようかな」
「急にどうしたんだよ」
煙草吸う女を嫌う男が多いって前に誰かが言ってたような・・・
考えもせずに求めるまま吸ってたけど
「柊哉は煙草吸う女どう?」
「どうって何がだよ」
「煙草吸う女好きじゃないとか」
「考えた事もねぇな」
「嫌じゃないの?」
「惚れた女が吸ってたからってそれが理由で嫌いにはなんねぇだろ」
「そんなもん?」
「ただ、結婚したら止めた方が良いんじゃねぇかって思うけどな」
「まぁそれはそうだね、妊娠した時の事を考えると止めるべきだよね」
「なんで急にそんな事思ったんだよ」
え・・・それを聞かれると、ちょっと恥ずかしいんですけど。
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