第35話 これは……カミサマやってんな?

 

 

 名前:コースケ・シバ (柴崎しばさきコウスケ)

 種族:クロ・シバケーン (始祖魔獣【柴犬しばいぬ [黒柴くろしば]】)

 性別:オス 年齢:0歳 (成体)


 基本属性:でん(雷)

 技能:収納(異次元ポンポンインベントリ)、鑑定、並列処理マルチタスク空間切断フリーカット、記録、保存、出力、複製、編集、分解、合成、精密加工、簡易建築インスタントハウス、高速移動(瞬雷しゅんらい)、飛行、立体機動、索敵、探査、交信、遠隔、集中、貫通、雷撃、狙撃(雷弾ライダン)、砲撃、爆撃、天雷、照明ライト閃光フラッシュ、爆音、雷属性攻撃無効、障壁、強靭、耐久、悪食

 特殊:天啓、上申・申請、仮想マップ、疑似AI補助、妄想具現化(再現・代替・創造含む)、範囲指定(自由選択フリー座標指定ピンポイント対象指定ロックオン)、事業拡大(収納量増加率上昇)、反復自動実行バックグラウンドタスク、省エネ(消費ラハ低減・性能向上率上昇)、第六感(危険超回避・危機察知・気配察知)、隠密(光学迷彩・幻影・疑似透過・気配遮断・消音・偵察分体ドローン)、個人情報保護(ステータス隠蔽・ステータス偽装・鑑定阻害)、製紙、印刷、光条レーザー刻印、簡易合成音声フランケンボイス拡声器スピーカー音響兵器デスハウリング撃滅の光条レーザービーム光条刃レーザーブレード、疑似ジェット推進、飛行制御補正(疑似AI連動)

 加護・称号:世界神イルマトの加護、世界神イルマトの伝道者、ニーグレヴァの隣人、無慈悲なる雷槌


 概説:異界の狭間より迷いし魂を宿し、大いなる存在により新たに生み出された種(始祖魔獣)。高い身体能力による機動性と特異な紫電属性により、強力無比な攻撃力を有する。1体のみしか存在しないその希少性は、その見た目も相まって孤高の存在と言えよう。




 ……んん~っ? なーんか大事なトコロが抜けとらん? 怪すぃ~なー。何か見られたくないから隠してんじゃね?


 《ギクッ! ピーパポピィ~♪》


 誤魔化すんヘタか。ってか、イマ直接会話しちゃえるカンジ~?


 《デキナイヨ~。今はワタシが覗イテルからデキテルだけネ~》


 出来んのかい。アンタそんな水かけたらパンダになる父が出てくる漫画マンガの中華娘みたいな喋り方だっけ?


 《………………》


 無言の思念って伝わるのな。ついでだから訊くけども、俺は万能言語的な技能とやらを持ってないっぽいけど、アンタの言葉は普通に理解出来てる。これって、そっちが誰にでも伝わる万能言語で喋ってんのか、俺とアンタが直接繋がってるから自動で変換されて聞こえてんのか……どっち?


 《……ナンでそう思ッタんデェスか?》


 そら立場的にとかで一斉に何かを伝えたり逆にあらゆる声を聞いたりするんだし、全ての言語でいちいち使い分けるとかメンドイだろうなって。ソチラさんは万物対応の、誰が聞いてもそれぞれの意味で伝わるような親鍵マスターキー的な言語を持ってたって当然だろう? 違うか?



 《正解アタリデェスね。ワタシは大いなる存在とシテ、コノ世界のアマネくモノに通ジテますカラ。アナタの魂は別時空カラ来てマスが、ソノ身体カラダはワタシが直接生み出シタ特別製デェスし、ワタシの言葉ガ通ジテなけレバおハナシになりませんヨ~?》

 

 

 

 

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