あなたの傍観者
中田絵夢
2
今日もあの席で、本を読んでいる。
あの本は確か、有名な文豪の本だ。
興味を持った本をら昼休みの時間に読む彼女は、とても可憐だ。
コーヒーを飲み終わると、本に栞を挟み、席から立ち上がる。
会計を済ませ、店の出入り口からでていった。
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