間違いの末路
@marude1123
間違いの末路
私は間違っていた…私は…沢山の善い行いをしてきた!
そして、たった一度!間違いを犯した、魔が差して、飲酒運転をやってしまった…そして、最悪な事に人を…ハネてしまった!飲んだのはビール一杯だけだった。
人が車に当たった瞬間、ほろ酔い気分が一気に醒めた…ハネた場所は人けの無い場所、私がハネた人以外誰もいない…
しばらくの間、車の中で呆然自失?落ち着くまでかなりの時間が必要だった。落ち着いてからハネてしまった人を確認したら、おそらくは手遅れだ! 私は…考えて自分の事を、私は…おしまいだ!とりあえず、ビール一杯だけだからアルコールが抜けるまで…もうしばらく待とう!
待ちながら…私が今までやってきた善い行いを考えてきた。 ボランティア!ゴミ拾い…困っている人がいたら、助ける!など沢山だ、善い行いをやり過ぎて全人類、私の事を知っているレベルだ。それほどまでに善い行いをするには…何度も自分を殺してきた、とっても辛かった、それでも人を助けてきた。 その成果が今、試される!
そろそろかな?救急車と救急車を呼ぼう…直ぐに来た! 来た連中はー私の事を知っていた!善い行いばかりをする私を!
「なんて事だ!」連中は現場を見て絶句していた。私は…自分の考えを述べた、そしら連中は冷たい目で私を見る…そして呼気の検査をして…乱暴に私を連行した。
私は恐怖に涙した、連中がみんなに私の考えをチクって、みんなが怒った!みんな、私がした善い行いを忘れてしまった?全人類、私を軽蔑したからだ!
私の考え…それは!善い行い沢山したのだから赦してくれるよね…だ! それに…飲酒運転を誤魔化そうとしたのもバレた。
私は…間違っていた、こんな事なら…自分を殺してまで善い行いなんてするんじゃなかった!
私は…善い行いをやり過ぎて、壊れてしまったようだ! 何事も程々に!
間違いの末路 @marude1123
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます