第4話

「聞いてくれダニ」


「何だよ」


「44回目の告白を断られたんダニ」


「うわっ、お前よく諦めねぇな」


「当たり前ダニ」


「あっそ、

 この話主に話してねぇよな?」


「当たり前ダニ。

 第一言う気もないダニ」


「絶対に言うなよ」


「そんなに念を押さなくても言わないダニ」


「絶対だからな」


「もう、うるさいダニ」


「俺は、俺らの安全のために言ってるんだよ」


「変な奴ダニね」


「もうそう思ってくれていいわ」


「あ、仕事の時間ダニ」


「おぉ、またなぁ」


「ダニ‼」

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