第9話

転校初日になった。 

 桜木高校に通うらしい。

 なんか有名な人たちがたくさんいるらしい。

 桜木高校に行き、クラスに案内された。 

 二年四組だった。

 知っている顔が何個かあった。

 いや、よく知っている顔がいた。

 あの人、どこかの跡取りじゃなかったっけ。

 夢でも見ているのかな。

 夢ではなく

「彼女は、大神緋色さんだ。 

 次の時間は質問タイムだ。

 質問がある奴は挙手しろ」

 一斉に上がった。

「順番に聞いていけ」

「俺井上。彼氏いる?」

「いない」

「好きな食べ物は?」

「いちご」

「どこから来たの?」

「イギリス」

「会ったことある?」

「ない」

 そんなこんなで話して疲れた。

 逃げるように、屋上に行った。

 授業中だったから、人がいないと思ったら人がいた。

 知り合いの。

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