第7話

引っ越すといわれても何も思わない。

 あの後言われたが、三年前もいたあの地域に帰るみたいだ。

 けれど、ノアに会えなくなるのはさみしいな。

 そんなことを考えているとノアに会った。

「What's wrong ?《どうしたの?》」

「It's nothing. I'm just going back to Japan in a month.《何でもない。後一か月で日本に帰るだけ》」

「I see. I'm lonely.《そうか。さみしいな》」

 そう。あの子は思ってくれなかったな。

 忘れられていなかったみたい。

 情けないな。

 すぐに一か月がたち、日本に帰る日になった。

 ノアには黙ってきた。

 もともと、中に入ってきていたから。

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