第7話淫行交渉「口でしてよ……」
「ねぇ……口でしてよ」
男の子は自分のものを隠さず、腰の高さに湯につかった私たちに向かって歩いてくる。
近づくにつれて、腰から真っすぐ伸びた陰茎が、目線の高さで迫ってき、湯煙から姿を現した。
真っすぐ睨み付けるようにそれは私たちに伸びており、腰に対して垂直に、先に行くにつれて浅く反り返っていた。
……すごい。
夫だってたった時でもうなだれているのに、こっちは反り返ってる。
それに見るからにパンパンに勃起しちゃって皮と皮膚が膨張で伸びきってる。
「……」
男の子がさらにこちらに近づいてき足を止めた。
選んだのは荒木さんだ。
「俺だけなんもないよ、口でしてよ」
「口って!ちょ、だめよ」
「なんでだよ、みんなには好きにさせてるのに!」
「え?」
男の子の追及に田畑さんは黙った。
私たちの後ろに隠れた男の子たちは今も激しく愛撫を止めず、私たちはさらに荒い息を晒しながらその場にとどまっている。
仲居はすでに脱衣場に入ったが、まだいるかもわからないのに、男の子たちは止まらない。
「……ほら」
男の子が荒木さんの手を掴み、ゆっくりと自分の股間を握らせると、他の男たちが息をもらす。
もう既に仲居さん姿はない、だが荒木さんは男の子の陰茎を握ったまま硬直してしまっている。
真っすぐに陰茎を直視し、瞳を震わせ、心なしか口元を緩ませている。
愛撫を継続されている田畑さんも私も、この荒木さんがどうするのか、甘い喘ぎ声をだし、待ち望んでいる。
すると、荒木さんがちらりと私たちの方を確認した。
もう男の子たちは手は私たちの体に深く絡みつき密着しこすりつけてきていた。
「手、……手でしましょう!」
荒木さんが声を上げた。
「え?」
「手でするから!ね」
そういって荒木さんは私たちの顔を見合わせた。
「手でするから、それでお終にしましょ、お願い、手で、ね!田畑さんも草壁さんも、いいでしょ?」
「え~~」
男の子が声を上げると、今度は田畑さんが私をみた、拒むことのできないことそ視線で話すと
「とっとと湯から上がりなさい、してあげるから、どうすんのこのまま?私たちのぼせちゃったらなんもできないわよ?」
「え!えっと」
男の子たちが一瞬考え、目を合わせる。
「……じゃあ」
男の子たちはおずおずと湯から上がり、近場の岩場に腰かけた。
私はその一人の男の子の隣に腰かけ、荒木さんも同じように一人の男の子を選んだ。
最後に田畑さんも男の子に近づくが1人またしても余ってしまうことに気づく。
「えっと、じゃあおれも」
っと余った男の子が3人の中から一人を選んだ。
選んだのは私だった。
「え!……私?」
合宿温泉~3人の蜜壺と男の子たち~【抜ける小説供養してけ!】 濵明之介 @3647
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