第32話
私は、総士の控え室に向かう。
この場合、新郎が私の控え室にくるのだろうけれど逆ドッキリと名付けよう。
コンコンッ
「入れ。」
私はそっと扉を開く。
「優!?」
「クスッ びっくりした?」
総士は吃驚した後、ドレスを気遣って扉を抑えててくれて、
長いドレスは扱い難いから助かった。
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