最近は夜暑くて寝苦しいから、扇風機をつけっぱなしで寝ている

今日も扇風機わ首振り設定にして、つけっぱなしにしていた

深夜、暑くてなかなか寝付けないでいると

カサカサ　カサカサ

ベッドの横の壁から音がする

「なんの音だ？」

壁に目をやると、壁にかけてあったウインドブレーカーが風に吹かれて、壁と擦れる音だった

「なんだ…」

俺はホッとした

デカい虫とかだったら恐怖だと思った

体に扇風機の風が当たっている

カサカサという音は、一定の間隔で聞こえている

「ん？」

ウィンドブレーカーは、寝ている俺の頭の上らへんで壁にかかっている

つまり、首振り機能で、俺の顔あたりに風が当たっていれば、ウインドブレーカーも風に吹かれて音をたてていることになる

なのに今、扇風機の風が俺の足あたりに当たっているのに、ウインドブレーカーがカサカサ音をたてている

何がウインドブレーカーを動かしているんだ…

怖くて確認できない…

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい