霧に淫され・・・🔞😅😨


湖近くの小さな売店・・・・・

この時間は空いてない様子・・・・

灰色世界に浮かぶ廃墟みたいな存在・・・

でも・・お店の横にある・・・・

自販機の光がそれを否定してた・・・・


ジブンは走り寄り・・御主人様にココアを・・・


その後コーヒーを押した・・・


「気が利くのね・・・・ありがとう・・・」

 ・・・・にっこり笑ってココア受け取った・・・・


「貴方は・・・恋人さんとかいるのかしら・・・・?」


 不意の質問・・・・コーヒーに咽たジブンを見て御主人様は失笑・・・・


 「ハハハ・・・^_^;・・・実を言うといません・・・」

 ジブン少し照・・・・・少しにっこり笑ってみる・・・

 

 「性格良いのにね・・・いないなんて少し意外な感じ。顔立ちもいいし」


 「かおですか・・・・そうかな~・・・ブサな方だと思ってます・・・

 でも・・・そう言ってもらえると嬉しいです」


 ジブン言葉に御主人様は失笑しまくる・・・・・


 「丸い目がいいわね・・・・深い秘密を湛えていそうな雰囲気・・・・」


 「そうみえます・・・・・?」


 深い秘密ネ~・・・・たいした思い出もないけれど・・・・


 「此処に来る前の経歴・・・・教えてくれないかな・・・?」


 御主人様、組んだ手に顎をのせる・・・・

 なんだかとても知りたがってるし・・・・・?


 地方の田舎町で生まれたこと・・・・

 体が弱くってあまり外に出られないでいたこと・・・・・

 劣等感アリアリだったこと・・・以外と打たれ強いこと・・・・

 学歴・・・趣味・・・関心あること・・・・

 取りあえず思い当たることだけ・・・・話してみた・・・・


 ふむふむ・・・と、相槌打って関心な顔してぼくの顔見てる御主人様・・・


 「 そうか〜ぁ・・・要はアナタはご自分の事中心で

  嫉妬深いところあるのかもねぇ~・・・(^_^;)?💦 」


 「 ははは・・・・^_^; かもしれないですね 」

  (やっぱ言うんじゃなかった・・・( ̄▽ ̄)💦)


 

 少し一人で歩いてくるから・・・・って、


 御主人様は湖沿いに消え・・時が経過して・・・・


 暇かも・・・・


 何処まで行ったのかな・・・?


 なんとなく・・・桟橋を歩いてた・・・・


 白い靄のかかる湖畔の辺・・・・・・。


 ボートを停留するような小さな桟橋の上で・・・


 ただぼんやりと・・・・湖を見てた・・・・。


 風は無くって・・・・冷たい・・・・・


 凛とした静けさ漂う・・・・・・


 コート越しに・・・湖畔の寒さ・・・・


 ・・・・深くて濃い濃い靄の中・・・・

 ・・・・・息苦しいほど白い・・・・

 ・・・・・・・眩暈誘い・・・・

 ・・・・・・・・そして・・・・

 ・・・・誘惑・・・・

 ・・・・・迷い込むワタシ・・・・


 ・・・・・「こんなの・・・?・・ジブンでは・・・?

 

 う・し・ろ・・・人の気配・・・


 「じっとしてて・・・・」


 御主人様・・・・・いつの間に帰ってきたのかな?


 両手が私のコートのボタンにかかる。


 抱きしめられて・・・・


 抱擁に吐息・・・なんだか・・・自分じゃない・・・


 衣擦れ音・・・コートは・・・・・

 

 私の足元に落ちて朝露に濡れ・・・


 丸い帽子越し・・


 耳元で・・・・・


 御主人様の吐息・・・


 ・・・・気持ちいい?・・・・


 ワタシ・・・気持ちよさに目を瞑る・・・


 ・・・・・感じやすいのね・・・・


 御主人さまの・・・唇感じて・・・それにこたえるワタシ・・・


 ・・・・私の吐息・・・煙霧に消える・・・

  

 憶えた快楽(ケラく)の舞踏・・・・


 【ワタシ・・・踊り・・踊り・・踊り続ける人形・・・・】


 ・・・・・・操り人形の私・・・


 【操られ・・・操られること愛した・・・】


 不意の主人の左手・・・淫らに彷徨う(さまよう)・・・・


 愛撫されて声を・・・・・・


 不意に伸びてきた手はブレザーのボタンを・・・・


 ベストの内側に入り込み・・・ 


 ケラク誘う指・・不埒に・・・這いまわる・・・


 溜息をつく私・・・・



 ・・・・声を上げてもいいの・・・・・・周りには誰もいないから・・・・



 気持ちよさにワ・タ・シ・・・・主人の体に寄りかかり・・・


 淫らさ・・誘う衣擦れの音・・・手の感触・・・


 ワタシの下腹部へ・・・這いうねる・・・・


 ワ・タ・シがため息こぼすのを見て・・・・・?




     ・・・・・続きは戻ってから・・・・




 ふいの言葉の後の深いキス・・・・


 コートの水滴が光ってた・・・主人は手で払う・・・着せてくれた


 ワ・タ・シ・の身づくろいをすばやく直して、黒塗りのベンツへと誘う


 足元おぼつかない私・・・煙霧に抱かれ・・・・・


 コート越しの執拗な愛撫・・・・・くちづけ・・・・


 ドアを開けた御主人さま・・・・

 助手席に私を押し込むとすばやくドアを閉めた・・・・

 運転席越しの御主人さま・・・・・

 歪む輪郭・・・樹木の影・・・車の音(ね)・・・

 Benzは湖畔より煙霧に消える・・・


 

 車回しの屋根の下・・・


 静かに止まるBenz・・・・眠り込む・・・


 Benzドアが・・・閉まる重いおと・・・・


 窓越しに映る身動きシルエット・・・


 助手席のドアを開けた御主人さま・・・


 カラダ抱かれたワタシ・・・外へと彷徨い出て・・・・


 車回しの下で愛撫・・・深い接吻・・・・・


 大きなドア・・・・・開くおと・・・

 

 目に映る広いエントランス・・・・


 抱え上げられる ワ・タ・シ・・・


 広い階段を上る・・・階下の時計・・・時刻む音・・・


 ケラクと眠り誘う・・・


 暗い回廊・・・壁灯が影を落とし・・・


 絨毯踏む音・・・不穏に響き・・・・


 ドア開ける音・・・めまい誘う・・・


 ワタシ・・・絨毯の上に・・・


 ・・・・・ごしゅじんさまのかお・・・・・


 ・・・・・霞かかり・・・おぼろげに・・・・


 

    ・・・・・・さあ楽しませて・・・・・



 わたしから・・・剝ぎ取られるコート・・・・


 ボタンのひとつが音立てる・・・千切れて飛んで・・・みえなくなる


 ベッドへ私を押し倒す・・・


 可愛い藍色の帽子がベッドの下に転がる・・・


 気が遠くなるほど深いキス・・・・・


 ブレザー越しに彼女の手が蠢く・・・・



 ・・・・・・ぁぁ・・・・・・



 彼女の手・・・私の手のひらを滑り・・・ブレザーの縫い目へ・・・


 滑るような愛撫・・・・ねむり誘うケラク・・・


 御主人さま・・・・器用に着てるものを脱ぎ捨てた・・・・・


 

 ・・・・・私のブレザー・・・ボタン外れる音・・・・・・


  ・・・・・さあ・・・キレイなあなたをみせて・・・・・・


 ベッドの下へ・・・転がり堕ちるワタシの靴・・・


 音立てて・・・裂かれるブレザーとベストが堕ちる・・・・


 シャツ越しの愛撫・・・


 ワ・タ・シ耐え切れず声を上げ・・・・・からだそりかえし・・・・

 


  ・・・・・さあ・・・こえをあげて・・・・・


  ・・・・・さぁ・・・・すべてを私に見せるの・・・・・


 

 ベルトをかちゃかちゃ外される厭らしい音・・・・・・・


 シャツを裂かれる音・・・・


 羞恥は恍惚に消え入る・・・


 ワタシの手・・・・ベルトで後ろ手にされて・・・・


 足の裏をくすぐられ・・・気持ちのよさに目を瞑るワタシ・・・


   ・・・・・かわいいわ・・・・・


 這いウネル手はあしくびを・・・・そして・・・うえへ・・うえへ


 ワ・タ・シ・・・無意識に漣のように足が揺らいで・・・・・



 「何にも知らない体みたいね・・・・教えてあげる・・・・・性の悦びを・・・」

 

 痙攣・・・私声あげて・・・・


 気持ちの良さからか力が抜けて・・・・


 淫魔に堕ちて眠りの淵・・・・





 気がついて・・・・(・.・;)


 部屋で目を覚ましたとき・・・・?


 御主人さまの姿も・・・

 着ていたブレザーも消えていた。

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