シルベアの気品と強がりの中にある葛藤が丁寧に描かれていて共感できます。突然現れる幽霊とのテンポある掛け合いに、この先の展開が楽しみになる導入でした!
どんな境遇にあろうと自分は自分とばかりに前を向く主人公がどこまでも強いです。華やかな舞台でありながら洒脱なやり取りを繰り広げるパートナーの幽霊との戦友感も小気味良い。ベースにギリシャ神話があるのも各神の性格が想像できて面白い。
悪役と決めつけられた令嬢が、軽妙な言葉と鋭い頭脳で周囲を翻弄する。その姿が痛快な作品です。 陰口や策略が渦巻く学園で、シルベアは一歩も引かずに己を貫きます。幽霊のへティスとの軽妙なやり取りは、緊張感のある世界観に爽やかな風を吹き込むようで、清涼剤的な役割を果たします。 彼女の立場は決して楽ではないはずなのに、その聡明さとしなやかさが、物語に軽やかなテンポをもたらしています。これからどんな策略を巡らせ、どんな運命を切り開いていくのか。先の展開が待ち遠しくなる物語でした。
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