2025/02/05
とある草原を切り取った画を見ています
夕暮れ時を前にして
ねぐらへと帰っていく動物たち
遠くに見えるのはキリンかな
夜は天敵が闊歩する恐ろしい時代だから
早く帰らなくちゃと市民ホールを後にします
でも夜には夜にしか出会えない人々がいて
私はその雑然とした世界が嫌いじゃない
見てごらん
夜の間は止められた噴水の側で
一所懸命に踊り狂う人々
私も僕もあなたも君もない世界で
全ては撹拌されていくカルピスのよう
白昼夢は現金だから
甘い匂いの誘惑に勝てはしないのです
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます