平和の願い

 俺達はおりづるタワーに向かい、今日の日まで折っていたツルを収める



 手から離れたツルは、宙を舞い時折ガラス窓に当たりながらもどこか優雅に落ちていく


 折鶴が落ちていくのを見届けて俺達は市内を少し巡ることにした



 広島市内はたくさんの人で溢れていて、とても活気に溢れている


 あの日、俺達は時を遡ったときのことを思い出し語り合いながら巡る



 その行為は観光と言うにはどこか違う何かを探しているような感覚だった


 そして、俺達は平和記念公園へと向かった

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