実際の中東のガザの惨状を見るとこういう風景も物語だけの風景と思うのは危機感が足りない。
　アンディはよく左を失っただけで戻ってこれた。水木しげる御大と同じ状況。戦争は人体のパーツ集めの市場として大いにありがたがられています。
　生きて帰ってきた兵士も、腱が盗まれたり、体のあらゆる部分が盗まれたりすることがある。死者の遺体は誰もチェックしない。
　戦争は大量の混乱と死を生み出し、その後臓器売買や人身売買へのアクセスをもたらします。難民の子どもたちは、人身売買やスペアパーツのために簡単に集められる。
　もちろん、作中で少女の口から語られている問題も。

　ということを、わたしら日本人も復習しておいた方がいいかもしれませんね～。ということを思い出させてくれました。
　良い作品だと思います。