骨が折れだああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアttttttttuu!
骨が折れだああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアttttttttuu!
次のカクヨムのお題、『骨』
何千にも派生できそうな直球単語に頭を悩ませ、その結果――。
骨が折れだああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアttttttttuu!
病院に緊急搬送、俺は三週間の病院生活を余儀なくされた。
スマホも扱えず、カクヨムのお題も時間がない。
そもそも俺は何と向き合っていたのだろうか。骨、骨、骨、部外者から見れば宗教染みた言葉を頭で繰り返し、インスピレーションが湧くたびに脳髄で咀嚼して没にする。
たい焼きにたいの骨が入っていた!? 面白そう! ……没。
本物の馬の骨が送られてきてマジで『何処の馬の骨や』! ……没。
頭で循環させ送り返し、また送り返しの日々。どうやったら他の同業者を越せるか考える毎日。
文明の利器から一時手を離したおかげで、少し我に返った気がする。
「骨ってなんやねん!」
図々しく病院の窓から叫ぶ。カクヨムの運営には届いてはいないだろうが、心は軽くなった気がする。
「もういいや。骨なんて」
病院から去る一言としては不自然な言葉だろう。でもカクヨムから去るには相応しい言葉ではないだろうか。
ずっと座ってばっかりだったから公園でも歩こう。骨が弱くなるかもしれないしな。
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