第14話 東洋英和と渋谷幕張に行った

このところパー子は学校公開や学園祭に出向いている。


パー子が「この学校に行きたい!」というモチベーションを持って欲しいからなのだが、さっぱり。


「学校どうだった?」と聞いても「あの学校は木登りしやすい木があっていい」とかそんなのばっかり。

あと「回りに坂が多くてよかった」というのもあったな。


「校舎は?」「別に」

「部活はどこか気に入ったものあったか?」「別に」


ふ~む。。。


P子「お父さんたちもいっぱい来てたよ」

父 「…」←このところ母親任せで行ってない


夜、机に向かいながら

P子「アチ~」


弟ペー「お姉ちゃんは暑いをアチーって言うね」「女の子なのにおかしいよねえ」


一言も「女なのに」「女の子なんだから」とパー子に言った覚えはないのだが、

ペーがこのように言うのは自分がきっとそういうことを言っているのだな。

なにせ、父の中の小5の女の子は「ドラえもんのしずかちゃん」だからな。


P子「チョーねみ~」


マンガ読んでねえでさっさと寝ろ!馬鹿っ!

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