第8話 パー子の下に人だらけ  なぜか躍進の乱高下

 前回「方程式」はN研では使用NGと書きましたが、□(四角)を使うのはOKのようです。


 さて、土曜日の公開模試の結果が本日出た。


 パー子、躍進。地滑り的勝利。


 選挙の見出しのようだ。


 前々回の「パー子の下にほとんど人無し」のパー子ではなかった。瞠目して待つべし。


 前回のカリテは今回の公開模試への伏線、布石であった。世の中の親御さんたちを油断させておいて、一挙に抜き去ると言う離れ業。忠臣蔵の大石内蔵助ばりの「見せかけのアホ」戦略で1万人中どの教科いずれをとっても1000番台の異形。もとい、偉業。


 やれば出来る!5年の夏についにパー子は花開く!


 しかし、それはそれで、親の欲望と不安はエスカレートする一方で

「今この調子なら更なる下克上が狙えるか?」と思うその傍ら、

「5年の夏にピークが来てどうする!このあとは落ちる一方か?」と、

なぜか怒りにも似た思いがたぎったり、もう情緒不安定そのもの。


 うちで一番精神が安定しているのはパー子とペー、子ども2人なのであった。


 それにしてもこの成績の乱高下、結局本当の安定した実力ではないということかしらん。。。

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