第30話「自己敬愛」
言葉にしてたのは
自分の為の未来だけ
こんな悲しみで
誰が唄えて
誰が聞いてくれかなど
まるで素知らぬ話
まるで生きて来た今日までが
それぞれになっているみたいで
違う世界を見ていた
こんなんでいいのかな
こんなんで笑えるのかな
愛を知って
言葉を蓄えて
それが誰を照らすかなど
知れた言い訳だろ
ほら、もっと遊べよ
もうキレイごとに
言葉を失っているんだろ
だよな
そうだよな
ただ消える心が
美しいほど
涙になっていたんだろ
もういいよな
ここで生きていくから
返してよ
すべてを返してよ
なんてまだ生きれない
から
そんな叫びで
せめて歪に笑うんだ
ああ、最低だ、私って最低なんだ。。
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