第3話:まちかりは公募用原稿を、外部に講評を求めてみた。
皆様お早う御座います、まちかりです。
.50口径の銃弾をかわし、賞味期限切れの缶詰も食べず、美少女の放つ殲滅魔法も躱してこのコラムを書いています。今ここに挙げたのもいずれ〝ジャミング〟で紹介して参りたいと思います。
……が、あんまり楽しませないでください、自分の作品に没頭したいんですからぁ!
「お前の意志が弱いだけだろ」
ぐぬぬぬぬぬ……。
てなわけで(どんなわけやねん)、書き上げた短編を外部サービスに出しました。
〝現役編集者が、あなたの書いた小説を講評します〟と云うサービスです。内容を評価し、よりよい作品に仕上げるための助言も頂けます。
『本当に現役の編集者ですか?』とか疑う人がいますが、疑うならサービスを受けなければいいだけです。私は何度か受けましたが、その真摯な受け応えと的確な指摘に今では全幅の信頼を置いています。
……ところが、何と今回は依頼を断られてしまいました。何か失礼でもしてしまったのかと思ったのですが、そうではありませんでした。
「この作品にどう助言をしたら賞に近付けるのかが,難しいと感じた」と仰るのです。
まず、マーケティングとして私も敬愛する〝同志少女よ、敵を撃て〟が本屋大賞を取り、あれだけ売れた後では女性狙撃兵の物語が大賞を取るのは難しいのではないか、という指摘です。
これは言われて見ればもっともです。それに加え、主人公のキャラクターが弱いとも指摘を受けました。うーん、短編にした弊害が出たか、という感じですね。
しかしこの2点以外は(この2点が最も大事なところなんですが)、おおむね評価は良かったです。曰く、「モチーフが良い」、「書けている」、「目指す賞っぽい作品に仕上がっている」、とちょっと〝ラスト・カウボーイ〟のブルース・ウィリスぐらいには踊っちゃいそうです!
なにより現役編集者が見て『どう助言したらいいのか、良くなるのかわからないような作品』が書けた、というのは私にとって一つの成果です。これが『どうしようもない、直す価値もない作品』と言われれば、ゴミ箱行きです。
しかし講評を読む限り、最大の問題点2つを除いては『よく書けている』と言われている印象でした。その上でどう助言したらいいものかわからない作品ということは、今までの価値観には照らし合わせられなかった、と思っています。
やった! 困らせてやったぜ!
厳しい評価は頂きましたが、そのまま応募します。あとは運を天に任せ、評価を待ちます。
頑張れ、オレ!
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