自由とは何か。自由は制約があるからこそ認識出来る。
この作品を拝読した時、私は燦然と輝く自由に出会った。作者様のデリケートな部分を攻める姿勢に腹筋を痛め、僭越ながら人知れず涙した。個人的な嗜好についてはプライベートゾーンであるので明示することを控えるが、俗物と評されやすいテーマを壮大なSF文学に落とし込むテクニックにスタンディングオベーションを送りたい。
何を厭うことがあろうか、我々はこうして命を繋いできたのだ。是非、元気のない時に読んで欲しい。きっと次の瞬間には、心が(略)キラキラギンギンに熱り立っていることだろう。