第六話 新しい恋探し

もう君とはやっていけない。そう康二はいい、教室に戻ります。

康二「それにしても新しい恋か、、、。」

康二は恋のことにはとっても鈍感なので、“ある人”に相談します。

康二「よぉ、夢也!ちょっと相談なんだが、、、、、」

康二の相談相手は彩納の恋もてつだっている夢也だったのです。

二人は教室の一つの机で相談しています。

夢也「で!何の相談や~?」

康二「新しい恋というものを探していて、誰がいいかなぁって?」

夢也「恋は自分が決めるんやないで。自分の心が決めるんや!」

夢也「まずは、生活の中で気になる人はいるか?」

夢也ははぁ~とテンションを上げながら、いいます。

夢也「意外と、自分の知らんとこで恋に落ちてしまうことってあるんやよぉ!」

康二「今んとこはいないかな。」

夢也「そうかぁまぁきっと誰かとはいつしか結ばれるんよ~」


〈翌日〉

彩納「おっはようございまぁーす!」

愛花「どうしだの?そんなテンション上がって」

彩納「そう?別にいつもどうりだけど、、、」

愛花「そっかぁ!」

愛花「そういえば私、彼氏できたの!」

彩納「えー!」

彩納の叫び声なのか驚き声なのかはわからないが、

彩納の声はクラス全体に届いた。愛花は注目の的になってしまったみたいだ。

クラス全体が愛花に視線を向ける。

そのうちの女子二人と男子一人がいった。

女A「えー!愛花ちゃん付き合ったの!なんで?

  いつ知り合ったの!ねぇ教えてよ!」

続けて、違う女子がいう。

女B「えっマジ?!すんごいじゃん!」

男子も興味がわいたのか、愛花に問いかける。

男A「えっマジすか!すげぇな!なんでつきあったん?」

愛花は恥ずかしそうに、いいます。

愛花「えっと、出会いは、、、、、で、、、、、、、、、、な関係になって、つきあったってわけ!」

ずっと愛花は注目の的だった。それに康二がなんだか考え込んでいる。

康二(恋っていうのはこういう感じなんだな。だったらたしか、、、、

   彩納と遊んでるときになったととあるかも、、、、、? 

   イヤイヤイヤ!ないない。彩納はあくまで友達なんだから!)

康二(もし、もしのことだぞ、彩納が好きだったとしても、

   彩納が好きじゃないかもしれないしな。ハハハハ、、、、、)

康二(そういえば、俺さっきから彩納の今年か考えてなくね?

   落ち着け俺、落ち着くんだ。)

彩納「―じ、こ―じ、こうじ!」

康二「っあ、な、何だ?」

彩納「え、いや固まっていたから大丈夫かなぁって?」

康二「お、そうか」 

康二(まぁ違うよな、、、、でも、

   彩納のことしかかんがえらんねぇー。)

モヤモヤしたきもちで、康二はその日を過ごしました。


〈翌日〉

翌日、康二は再び、夢也に相談しました。

康二「オッオイ、夢也!ちょっと相談があるんだが、、、、」

夢也「どうしたん?」

廊下でプリントを持っていた夢也に康二はいいます。

康二「とりあえず、はぁ、プリントおいて、はぁ、」

康二はずいぶん息を切らした様子です。

夢也「おっおう。」


〈教室〉 

夢也「で!どしたん?」

康二「前、夢也がいっていた恋とやらが、見つかったかもしれんわ。」

このとき、夢也は誰かなというワクワク感と

彩納じゃないのかな。という不安の気持ちでした。

夢也「それは誰なんや?」

康二「あのな―」

さあどっちなのか。彩納なのか彩納じゃないのかさぁどっちだ?!

康二「彩納に恋してんじゃないんかなっておもってる。」

夢也「な、何で?」

康二「それは―」


   さぁ康二が彩納に恋している理由は何なのか?!

           7話 2/3 更新予定



   

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る