死に戻りを、呪いとするか、希望とするか

死んでも時を戻して、何度でもやり直せる能力。
便利なようですが、死ぬ時痛いのがやっぱりいやだ。
死ぬよりはマシなんでしょうが、何度もやり直さないといけないとなると、
途中で心が折れちゃいそうです。

そこで最後まであきらめずに立ち向かえるものだけが、物語の主人公になれるのですね。

凶悪なモンスターが跋扈する世界で狩るハンターとなった主人公が、死に戻り能力でとにかく死にまくりながら何とか勝機を見出していく根性系英雄譚です。

死ぬ時の描写がマジで怖いので、死に戻りする時に挟まれる「長い行間の空白」が出てくる度にゾワッとする気持ちになります。それがまた目が離せない!

戦い意外ではちゃんと平和な時間もあり、個性豊かな登場人物との交流も楽しいです!

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