高校生の頃の話。

私は本屋が好きで買うもの決まってても、ついつい本屋の中うろついてまう。本の表紙みるだけでテンション上がんのよねぇ。

その日も毎度のごとく買う予定の漫画を手に持ちつつ本屋の中うろついてた。

雑誌のコーナーに見知った顔があるのに気付いた。兄ちゃんやん！

近づいて声掛けようとして違和感に気付いた。

兄と思しき人物は市内でもトップの高校の制服着てた…。絶対兄ちゃんちゃうやん…。

危うく声掛けて恥かくとこやったっつーの。

…でもほんまにそっくりや。そっくりどころか本人そのものやん。でも制服がちゃうねんなあ…。

もしかして…ドッペルゲンガーってやつ？？

ドッペルゲンガー3人見たら死ぬとかいう都市伝説的なのなかったっけ？

結局あの時見た兄のそっくりさんはドッペルゲンガーやったんか、ただのそっくりさんやったんか。

ドッペルゲンガーのほうがおもろいからドッペルゲンガーって信じとこっ！

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