応援してる

普段、私たちは当たり前のように買い物をしていますよね?

お店を選び、商品を選び、そしてお金を払って手に入れる。消費するという行為を通じて、私たちは日々選択を重ねているわけです。

でも、その「選ぶ」という行為、実は誰かがその選ばれることを目指して努力しているんですよね。

つまり、あなたが何かを選ぶことで、誰かが喜び、誰かの生活が支えられている。あなたが応援しているのです、知らず知らずのうちに。


例えば、あなたが好きなブランドや好きな商品を買うことで、そのブランドやメーカーを応援しています。それって、実はその商品やサービスを作り手たちの夢を支えているということなんです。

逆に、あなたが不快に思っていたり、過去に嫌な経験をした場所や人が関わっている商品は、無意識に避けたくなることもある。たとえば、あなたをいじめていた人が関わっているお店や商品があれば、そこに足を運びたくないし、買いたくもないと思う。

いじめられた経験がある人は、その感覚を忘れない。あの時の傷は、深くて消えないものだから。


でも、いじめた側はどうでしょう。恐らく、そんなことを考えたこともないし、気にも留めない。そういう人たちは、想像力に欠けているのかもしれません。

でも、私たちが気づいていないだけで、周りの選択一つひとつが、誰かの人生を少しずつ形作っている。私たちが選んだものが、誰かを支え、時には誰かを傷つけていることもある。だからこそ、どんな選択をするかが大切だと気づくべきだと思うんです。


あなたが今、手に取っている商品や、足を運んでいるお店が、どんな人たちの手によって作られ、支えられているのかを考えたことがありますか?その選択が、あなたの応援となり、また誰かの心に届いているかもしれません。

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