このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(52文字)
ネタバレも何もない、平家物語の有名な巴御前の話です。ただ、それを分かりやすくハイクオリティーに書かれているのが素晴らしいと思います。この話は、戦争の虚しさと悲恋の切なさが詰まっています。元の話も素晴らしいですが、作者様の文章が心に訴えかけてくるように美しく、没入感を高めてくれました。心理描写は作者様の解釈の所が多いと思いますが、これも全然ありえそうです。巴御前の話を知らない方、歴史、悲恋が好きな方におススメの一作です。