教国の剣 〜孤独と虚無の鞘〜

えびふぉねら(鬱)

※登場人物

シード・セルアシア・クロウディート

 主人公。銀髪、銀眼の16歳。感情が希薄なロスリエス教国枢機卿。教皇の息子であり、忠実な右腕。教国の「剣」として、教皇にただ機械のように従う。類稀な魔術の才を持つ。

 

レグナ・アンブロゼ・クロウディート

 ロスリエス教国教皇。シードの父。黒髪、金眼。40歳。「死は再生の礎」の教義を掲げる冷徹な支配者。神からの賜り物である黒曜の剣「ロス・オブセス」の所持者。

 

イリューフェ・ナイト・クラニア

 枢機卿団で守護と癒しを担う、神聖魔術の使い手の少女。金髪、青眼。15歳。修道女の姿をしているが、その身に「奇跡」を宿し、幾度となく転生を繰り返した中身ばばあ。

 

アダン・ウィットロック

 枢機卿団の僧兵。中年のおっさん。赤茶髪、橙眼。37歳。がたいがいい。口悪い。酒好き。声でかい。一見脳筋だが、思念魔術で生み出した魔力の両手斧を自在に振り回す。情に熱いシードの右腕。

 

ニヴァル・ハイレンス

 大司教団のトップの総大司教。中年のおっさん。緑眼のハゲ。46歳。権力に取り憑かれた野心家。シードに恨みを持ち、彼を始末しようとする。通称ハゲレンス。

 


 【その他】ほぼ名前だけの人たち

 

ファレム

 妖艶な死霊術師の女。

 

ヒューメリア

 シードの母。すでに他界している。

 

セルアシア・アルゲンティ

 教国の建国者の一人。燒き盡す者の異名を持つ魔術師。

 

女神ラナスオル

 ラナスの世界を守護する、三位一体の女神。

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