十三殺しの呪い
この土地にまだ刑場があった頃、1人の男が処刑されました。
その男は名の通り13人の人間を殺害しその死体から指を切り落としていたそうです。
その男の顔には障害があり醜く歪んでいました。
そのため男は生まれた時から忌み子として差別され生きてきました。
処刑の間際に男が言いました。
俺を差別した馬鹿共も
差別を見て見ぬふりした奴らも
今から俺を処刑するお前らも
全員等しく呪うてやる
殺した奴らの指どこいったかわかるか?
ぜんぶ穢形の中詰めて埋めてやった。
灰山の下に埋めてやった。
お前らめくらにゃ探せんやろ?
末代まで全員穢れればええ
みんなみんな真っ黒に穢れりゃええ
落ちやん穢れに染まればええ
男が処刑されたのはまだ少し涼しい風が吹く五月
刑場が火災によって半壊したのは奇しくも
男の処刑日のちょうど2年後の五月の頃でした。
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