悪夢を産む
葉っぱ
第1話
なんだ、今度は。
「これから先は危険ですので、
次は私たちがご案内致します。」
ー
素晴らしいでしょう。
小さな小鳥の命を枯らして、
どこへ、花を枯らして、
どこへ向かう。
ー
「絶好のチャンスだ。」
ー
悪が勝つ世界に、俺は生まれた。
そしたら、その俺とは違う、
彼に出会った。
彼は、正義が勝った世界に生まれた子であった。
その彼が、俺と出会って、
泣きながら、あんまりだと俺の記憶を見た彼は、
自分の父親に電話すると、言って、
彼はつるつると光っている、
木の模様の上を駆けて行き、
固定電話で電話をかける彼をぼんやり見ながら、
この世界に生まれたかったと、ぼんやり思って、
自分と同じ年齢なのに、彼が嬉しそうに、
笑って挨拶した姿は、俺にとって宝物だ。
まるで、物語の最初の、儚い幸せを見た。
彼に、彼の記憶を見て、感じる中で、
俺は嬉しさで、胸がいっぱいだった。
本当に優しい子で、
俺にとって、初めての友達だ。
「
今も、彼は"居ない"
だから、俺は、
ー
まあ、物語を自分は沢山は読んでいない、だが、
容赦はしないよ。
ー
「なあ、なんで、アンタ、
こいつは、アンタの国の警察だよ、
なんで助けるんだい」
「絶好の"カゼ"を起こせる、
風邪だ、ウイルスだ、
絶好のチャンスを起こせるんだよ」
正義が暴走すれば良い。
ーこんな事、滅多にない。
「血が流れる革命か、
血が流れない無血革命、
どっちが良い。」
なぜ、俺が「裏」の世界に居ると思う。
簡単に、正義は作れる、
夢を植え付ければ良い、
ー勉強道具は"買わなきゃいけない"
なぜだ、国に尽くすんだろう。
必要な人材の1人なのに。
ほら、正義が産まれたろう
夢は、もう、
それで良いんだ。
次は、追い詰めるんだ。
家庭の事情があるいじめ犯を作る。
その、いじめ犯の事情を、
いじめられた子が知ったら、だ。
さあ、それから、どうなると思う。
革命は、
「生命の尊厳」から始まる。
人は鏡だ。
なぜ、俺が、「裏」に居ると思う
匿名で、
それだけ、汚いやり方だからさ。
「革命思想の発芽は、完了した。」
さあ、逃げていけ、
可愛い伝言係、
全ては、革命のためにー
そう、
全ては、
世界に
我々、闇の人類の真価を問うために。
「アンタ、私たちを殺す気かい。」
ー戦争が起きれば、ただでさえ、
やりずらいんだよ。
「内乱さ。」
「なあ、
「裏の人類の俺たちは、
息をしてはいけないんだろ。」
だから、問うんだ。
俺は、「裏」に助けられて、育った者だ。
食べたい物がたくさんあった。
たくさん勉強したかった。
「裏」でしか、得られない数だった。
「もう一度、問うぞ、
なぜ、俺が「裏」にいると、思う。」
せいぜい、伝えろよ。
「なんだってっ!
入れ替わったのかいっ!?」
廃墟のような灰色の部屋に、
声が響く、警察で内乱が起きて、
その内乱の当人がこちらに向かっていると。
それに笑う。
「これから、貴様らを使って、
やりたい放題させて貰うぞ」
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