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彼女、リコがこの倉庫に出入りするようになったのはほんの一ヶ月ほど前。
この一ヶ月で本当にたくさんのことが変わった。
凛太郎も、渚も、優也も、そして……私も。
それぞれのセカイがパラパラと変わって行った。それはまるで早送りのドラマみたいに。
あっという間にたくさんのことが変わって行ったんだ。
その変化が果たして良いものだったのか。
私はそれにはっきりとは答えられない。
それでも一つ言えるのは、ことの始まりは全て運命だったってこと。
そしてその運命の歯車を回したのは、皮肉にも私だったってこと。
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