第857毛 【生中継!! 最大の『ハザマ』とは!? ミステリアスなゲストとともに、その正体を暴く!!〜映報(ウツボウ/ウツボ)放送〜】


……



………えー




ウツボ放送をご覧の


そして


お聴きの皆様



こんにちは。



サクライです。





……はい。


本日はついに!!




数々の『カミカクシ』があったとされる



今最も『揺らいでいる』エリアに



特別ゲストとともに来ております。




特別、と申しましたが



私、サクライが担当するウツボ放送には



なんと2回目の出演となり



感慨深いです。




では、ご紹介致します!!




『オンセツ』さん!!




……




オンセツ「…はい。皆様こんにちは。オンセツと『名乗らせていただいております』。どうぞよろしくお願い致します」ペコッ




こちらこそ、よろしくお願い致します!!





……いや〜それにしても、現場からの生中継にお越しいただけるとは………




……あっ、はい!!我々がお声をかけたのはもちろんそうなのですが



正直…



オンセツ「危険が伴うから、断るだろう…と、思いましたか?」




!!


……ハハ……さすが……お見通しですね………









………はい





……はい






……では、いよいよ、オンセツさんとともに、実際の現場





『カミカクシ』が絶えないと言われる、『ハザマ』の周りを歩いていきたいと思います。







……







なんというか、こう………






淀んでいる、というか……






揺らいでいる、というか……





不思議な感じがしますね………




オンセツ「……はい。…一見すると、何の変哲もない公園にしか見えないのですが、明らかに………空気が違いますね。……サクライさんが仰られたように、揺らぎのような……そう、時々、蜃気楼のように見えたりもしますね」



!!そうですよね!! ……この空間は、やはり……『異界』に通じていると、言えるでしょうか??




オンセツ「……『異質』であることは、間違いないと思います」




…やはりそうですか………。………では、引き続き歩きながらではありますが、改めてこの公園……この『ハザマ』で起こった出来事について、振り返ってい


オンセツ「!!サクライさん!!」ピクッ



!!!!ど、どうされましたか!?!? ビクッ






オンセツ「……………何か、聴こえませんか??」







……え??







………わ、私はなにも………




オンセツ「………そうですか………。今、確かに……『誰もいないはずの公園』から、声が聴こえたような気がしたのですが………」




そ、そうなのですね!!



様々な『音』を敏感に聴き取る事ができるオンセツさんが仰るなら




きっと………




!!!!!!





オ、オンセツさん!!!!





あ、あれ…………… プルプル…






オンセツ「え?? …!! ……モヤのような………『ヒト』の影のような……シルエット……………」










……





〘僕の声が、聴こえていますか??〙







オンセツ「!!!!」




!!!!なっ………





オ、オンセツ……さん……




わ、私にも、こ、声が………



オンセツ「サクライさん」



!!は、はい!!!!





オンセツ「……私の側から、決して離れないよう」


!!は、はい……わ、わかりました………




オンセツ「………場合によっては、中継を止め、この場から退いた方が良いでしょう。……中継の開始前に話しましたが、『この世界でも、最も信頼できる者』を、呼んでおります。…いざとなったら、その者のところへ」


!!あっ、は、はい!!………ええと……たしか……マコトさん、でしたでしょうか??




オンセツ「はい。琴……『真琴(マコト)』です。彼女であれば…」



〘僕の声が、聴こえていますか??〙




!!



オンセツ「!! ……………」




……あ、頭の中に…直接響くような………





オンセツ「……………はい、聴こえていますよ」




!!!?オ、オンセツさん!?!?




オンセツ「……『ハザマ』を調べに来たからには、何かしらの『成果』があった方が良いでしょう。……大丈夫です。サクライさん、アナタの事は、私がお守りします」



……で、ですが………




〘聴こえているのですね…。それに、言葉も通じている。………やはり、これは………〙




オンセツ「!!……………あなたは………『誰』でしょうか??」



………ゆ、雪音……! し、失礼しました、オンセツさん………やはり、き、危険では………




〘ああ。大変失礼致しました。まさか返答があり、かつ言葉が通じるとは思っていなかったため〙



オンセツ「……………」






〘では、申し遅れました〙








ウェーボ・ワックス=ヘルセウス〘僕は、ウェーボ…ウェーボ・ワックス=ヘルセウスといいます。今、僕は……『ハザマ』と言われる異空間から、セカイの外へ話しかけています。……もし良ければ、貴方がたの名も、お聴かせいだだけますでしょうか〙

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