一話一話の文章量が多いのですが、夢中になれるので苦になりませんでした。
なんと、分割されたものもあったのか……!と読み始めてから気がついたものの、継続して読ませていただいています。
というか、一話が長いというよりは、本を一冊そのままwebに持ってきた、という感覚です。
登場人物たちの想いだけでなく、取り巻く存在も魅力的。
個人的にはフェリックスの存在が大好きです。素直にかわいい!
単なる相棒というより、運命をそっと後押しするような姿に頬が緩みます。
生き物の仕草や反応の細やかさなどの描写が細かい作品は、読んでいて嬉しくなります。
それから、読み進めて思うことは、やはり『生きている世界』の描き方が非常にお上手だということ。
食事や街並み、風や光の描写が豊かで、そこで人々が確かに暮らしていることが伝わるのです。
丁寧に積み重ねられる情景描写や心情描写に、ついつい惹き込まれる作品です。
この作品は、情景と心情の描写が細かく、しっかりとその世界を感じることができます。中でも、愛と友情がとても丁寧に描かれていて、色んな意味で心がやられます。
また「もしかして見たことあるんですか?」と思うほど、竜の描き方がリアルでカッコいいです。そして可愛い。
1話を長く感じる方がいるかもしれませんが、朗報です。こちらの作品、作者様のコレクションより、1話ごとに区切ったバージョンもあるようです。
また朗読アプリを使うと、ながら聴きで楽しめます。ただし、こちらはご注意を。いつの間にか「ながら」の手が止まり、最終的に目と耳を奪われて夢中になることが多々あります。経験談です。
まだ半分も読めていないですが、もっと多くの方に読んでいただきたく、レビューを書かせていただきました。
応援しています。