第6話 未確認飛行物体
UFO(未確認飛行物体)をご存知でしょうか。
空飛ぶ円盤です。
様々な目撃情報があります。残念ながらワタシは見たことはありません。嫌われているのか、姿を見せてくれないのです。
その正体については、諸説ありますが、もっとも有力なのは異星人の乗り物説ですね。どこかの星からかやって来た異星人。彼らがUFOにのって地球を偵察している……。
映像を見ると、突然現れたり、有り得ない動きをしたり、急加速をしたり、最後はいずこかに飛び去っていく。面白いですね。
大半は飛行機や人工衛星などの見間違いだそうです。しかしそれだけでは説明がつかない場合もありますね。
でも本当に宇宙から来た異星人の乗り物でしょうか。そもそも宇宙は広大です。一秒間に地球を七週半する光の速度。
月まで約一秒、太陽まで約八分、火星まで約十三分。お隣のアルファケンタウリまで約四年。光速でかかる時間です。さらに銀河系中心まで約二万八千年かかります。
ワタシたちの太陽系付近での恒星間の平均距離は約五光年。この距離を異星人はどう克服しているのでしょうか。SFの世界ではワープ航法で一気に空間を何光年も飛び越えてしまいます。本当に可能なんですかねえ。
蛇足ですが球状星団内の恒星間の平均距離は、光速で約一か月、銀河中心付近では約四日だそうです。
太陽系など銀河系の片田舎にすぎないのです。
この広大な宇宙空間を越えて異星人は地球に何をしに来るのでしょうか。侵略するため? 人類を滅ぼすため? いやいやこの宇宙には移住に適した空き家(惑星もしくは衛星)などいくらでもあると思いますよ。
この宇宙に生命は普遍的に存在するするかもしれません。しかし知的生命体となると話は別だと思います。この銀河系に人類以上の科学力を持った種族はどれほど存在しているのでしょうか。彼らが地球に来る確率は?
あまりにも夢がない? たしかにそうかもしれませんね。未確認飛行物体の正体が不明な以上異星人の乗り物と考えてもいいと思いますよ。何だ矛盾しているではないか? ハイ、ワタシもそう思います。
未確認飛行物体、お目にかかりたいです。お願いだから恥ずかしがらないで姿をみせて~。
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