第2話「アイデアを時系列に並べる」


 この時も『A4』の8つ折りが役立ちます。今回は、8っつに切っちゃいます。これを『A7』と言います。


 これをマグネットが付く鉄板(鉄板の角に注意してね)や押しピンの使えるコルクボード(押しピン踏まないように注意してね)に貼り付けます。


 安くあげたいなら100均のコルクマット(ジグソーパズルみたいなヤツ)を4枚横に並べればOKです。少しかさばるけれど猛者なら持ち歩く事さえ出来ます(笑)←今はwwwと書く。


 A7(A4を8つに切ったもの)を横に10枚、縦に4枚並べれば良いのです。合計40枚です。


『SAVE THE CATの法則』(良本です)のボード『BS2』の項目を参考にして下さい。何度も読み返す事になりますが必ず役に立ちます。


 時系列ですよー。小説が面白くなるからとか、ここで過去の話を入れて読者を驚かすとかは最後にやります。その時の楽しみに取っておいで下さいねー。ソレはソレで楽しみなんですから……。


質問「まとめ方分かんねー」


『答え』

 小説は基本『2人の』会話で成り立っています。3人以上いると、最初は○○君が言った。次は△△君が言った。次は✕✕君が言ったと言うようにテンポが悪くなりがちです。(こういう時はキャラに口癖をつけて区別するんですが……)ああ説明のテンポ悪い。


 なんとか2人だけに持ち込もう(作者はここに苦労するんです)


 僕の小説で例を上げるなら、カクヨムコンテスト10【短編】第3回「つま先」

https://kakuyomu.jp/works/16818093091532062809/episodes/16818093091532287222

です。3人出て来ますが筆者が、ガンバって『なんとか2人だけに持ち込もう』としています。


 次です。


 まずは場面でまとめましょう。


 すると頻繁に出て来る場面があったりしませんか?


 例えば幼馴染が毎朝起こしに来る。


 例えば少年と少女が図書室で会話する。


 コレを時系列に並べます。


 少年と少女の会話がどんどんと親しくなって──ゴールです。これで恋愛小説のあらすじは完成です。


 その他は適当に割り振りましょう。


 簡単でしょ?


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