第2話 ユニークスキル?

昔基準でみるとVRゲームをする機械とは思えないほど大きな

機器に入り込む


『身体スキャンを開始します』


入り込み、入り口が閉まった瞬間に機械音声がなり始めた

中は外見のメタリックな雰囲気はなく高級感があり、寝転がるための

ソファーは、そのまま寝られそうなほどの高品質だった、そして

よく新品の製品から香るような、ビニールのにおいがしているなぁ


『身体スキャンが終了しました』


おっとそんなことを考えてるうちにスキャンが終了したようだ

なぜスキャンをしなければいけないかは、このVR機器を作った日本の企業の

中で中心となっている【レリック社】の決めた規定があるからだ

正式にリリースをすると小学生などにも、残虐な描写が見ることができてしまう

ため15歳以上からプレイをすることが可能になったのだ

しかし親御さんなどから大量のクレームが届き現在は残虐描写のオンオフが

できるように設定を作っているらしい(wikiより)


『 Rast Gods Game を開始しますか?』


その音声が聞こえた後目の前に

Yes / No という表示が出てきた


「もちろんYesだ」


そうしてYesを押したとたんに、エレベーターに乗っているかのような浮遊感と

どこか懐かしい暖かさそして目も前に広がる真っ白な景色が10数秒続き

白い空間?に飛ばされていた


『設定を開始してください』


目の前から機器の音声とは違う女性の優しい声が聞こえてきた


「だが、断るッ」


持ち前の逆張り精神を発動し、その部屋?の中を探し回ることにした

すると足に何かが当たった


「ん?なんだこれ」


それは小さな球で例えるならビー玉のようなものだった


それから10分間ほど探し回りそのビー玉のようなものを5つ見つけた

探せばもっとあるかもしれないが、さすがに疲れたのでキャラメイキングを

開始する


「ふむふむ、結構いろんなバリエーションがあるんだな

えっ、性別も変えられんの!?まぁしないけど」


髪色は少し明るい黒、目の色は透き通った青、セルリアンブルーのような

色にした、顔は現実の顔とあまり離れないようにしなければならず

友人から整っているといわれることが多々あるが

一応コンプレックスの部分を少し調整してキャラクリエイトは終わった

体形は現実とほとんど同じにしないといけなく

現実で痩せたり太ったりしてもこっちにしっかりと反映されるらしい

体力などは平等のなので

当たり判定が少し大きくなるぐらいしかデメリットはないが


『種族を選択してください』


____________

・ヒューマン

・エルフ

 :

 :


「うおっ、こんなにあるんだなぁ」


そこに表示されたのは大量の種族だった


「どれにしようかなー、え、ランダムなんてあんの?じゃあこれ一択だろ」


ユニーク種族

龍人


再度引き直しますか?

Yes/No


「ファッ?あ、ノーノー絶対にこれにするからな」


誰に言ってんのかわからないがそんなことを叫んでしまった


種族が龍人に決定されました


声でも行けんのかよとは思ってしまったがまぁ気を取り直して


「やったーーーーーーーーー!」


うんこれは男としての本能だと思うんだよ

だって龍人だよ龍だよ男のロマンでしょ


『職業を選択してください』


「あ、はい」


急に冷静になったよまったく


____________

・始祖の龍 (龍人限定)

・剣士

・魔剣使い

・魔法剣士

 :

 :


「うぉっ、またかよこの大量表示、って始祖の龍!?これにするしかないけど

説明ぐらいは見たいな」


始祖の龍

それはまがい物の竜ではなく崇められ畏怖された本物の龍

ここにたどり着くはたった一人のみである


「これってもしかして一人しかなれない職業?

まぁ始祖ってついてるから、当たり前っちゃ当たり前だけどまじかぁ」


・・・


「ていうか説明見れたのかよっ」


『スキルガチャを引きますか?』


Yes/No


「無視すんなよぉ、まぁ引くよな」


____________

・魔力操作

・魔力制御

・全属性魔法

・ステータス表示魔法

・収納魔法


「わお、たぶん一番初めだから豪華なのかな、っていうかステータス表示魔法ってことは、もしかしてステータスって従来見れないのかな」


『それでは、神々の用意した最後のチャンスを...』


「そのメッセージはどゆこと?」


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