第2話
▶主要な登場人物や用語の説明
<世界観・用語設定>
・
オメガバース同様、海外から発生した特殊設定を世界観の下敷きにしております。
(参考資料:https://dic.pixiv.net/a/Dom%2FSub%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9)
本作では性的表現やプレイ部分ではなく「信頼と庇護」「主従関係」を中心として設定を作らせていただいております。
DumとSubは第二の性別として存在。先天的に持つ者もいれば、後天的に持つ者もいる。
Dom(D)はSを庇護し、さらに主従関係の
Sub(S)は庇護するDを得て、さらに与えられた首輪を身に着けることで「
発現する能力は人それぞれに違うが、Dは他者を支配する能力を、SはDを補助するための能力を発現することが多い、としています。
肉体的・社会的な関係はDもSも同等だが、精神的関係になるとD>Sとなることが多く、またSはDが自身以外のSを複数持ったり、
なお、どちらの性別も持たない存在を
・特務調整機関
→Dum/subの関係が生み出す能力により引き起こされる、事件事故などを解決するための特務機関のこと。主人公たちが所属する組織。
---------------------------------------------
<登場人物>
ネロ・フリッジ
主人公/
ガタイがよく、目つきの悪い大型犬と言った風体。ピンク色のぼさぼさ感のある長めの髪。金の目。
人情家で苦労性。直情的で獣の勘が働くタイプ。
普段は言い合いばかりでエドガーとはDum/Sub関係にあるように思われないが、Subを悪用するDomを前にして十全の力を発揮する生粋の「S」
発現する能力の一切を無効化する力を持つ――が、攻撃力は皆無のため、攻撃手段は自力で殴る物理攻撃が主体。物理バカ。
かつてはスラム街の浮浪児だったが、エドガーとひょんなことから友人となり、今に至る。
それをきっかけとした事件から、Dom/Subの第二性が存在する世界に、反抗的な態度をとるようになった。
エドガー・ロンドネル
もう一人の主人公/
細身でしなやかな、毛並みのいい猫と言った風体。
金髪、紫色の瞳。眼鏡をかけて、常に身だしなみは完璧。一見すると優男。
優雅に立ち振い、丁寧な口調で礼儀正しく振る舞うが、気に入らない相手や無礼な相手は徹底的に(言葉で)ぼこらないと気が済まない悪癖を持つ。
一言で言えば性格の悪い男。
圧倒的な「
ネロとの出会いが発端で起きた事件により現在は当主争いから外されているが、本来なら一族でも頂点に立つ力を持っているため、他の兄弟+親からは疎まれており、
この世にネロしか味方がおらず、Dにもかかわらず精神的な依存はエドガーの方が高い。ネロがいないと色んな意味でダメ人間。
アイリーン・ギャロップ
主人公たちの上司/30代前半
黒髪のロングヘアに碧の瞳。パンツスーツをまとう隙がない美人。
Dum/sub案件を取り扱う警察省特務機関「collar」の現場指揮者。
有能な女史で、ネロやエドガーとも関係は悪くないが、悪童コンビに手を焼いている。
------------------------------------------------
//1~3話用登場人物
セシル・ボルドー
今回の件を大きく動かすことになった依頼人。
属性はN。大学生。眼鏡をかけた朴訥とした雰囲気の女の子。
両親が事故で他界して以来、姉のミリーと助け合って生きてきたが、その姉が行方不明となり、方々手を尽くして探し回るものの見つけられずにいた。
授業の合間などに足しげく警察に通い、捜索をかけあうもけんもほろろに扱われていたところをネロたちと出会う。常識人。
ミリー・ボルドー
属性はS。他の家族はNにも関わらず、突如Sの性を発現した。
顔立ちは美人だが、どこか幸が薄く線の細い印象を持つ女性。
高校卒業後、懸命にセシルのために働いて生きてきたが、会社に訪れた取引先の実業家ガジェットと出会って恋に落ちる。
その後、行方不明に。
ガジェット・アンタレス
アンタレスコーポレーションの社長を務める、若き青年実業家。属性はD。
甘いマスク、温厚で社員思い、それでいて有能と一見して完璧な人間のように見えるが、その実情は他人を役に立つか、立たないかでしか判断しない非人道的な性格。
特にSに対してはそれが顕著で、Sを自分の能力を引き上げるためのエサとしかみなしておらず、同じ人間扱いしない。
彼が廃人化したSを遺棄したことから、今回の事件が始まる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます