戯言文学
女「少し、怖かったんです。自分のために紡いだ言葉で自分を救ってあげられたのならそれ以上はないですけれど、その言葉が他の誰にも受け入れてもらえないのは少しさみしいですから」
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万雷の拍手も喝采も捨てて、あなた一人のために物語を紡ぐことができたらどれほど幸福でしょうか。
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偽物が一番綺麗な人生でした。
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過去は変わらない。未来は分からない。今はどうしようもない。
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パ◯コは誰かと分け合うものらしい。
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女「どんなに辛いことがあっても、お腹は減るんだよ。空腹と食欲は別の生き物なんだ」
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それでも今日も飯がうまい。
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心はこんなにも死にたいのに、体はこんなにも生きたがっている。
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心は死にたいし、体は死に体。
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男「努力も一種の才能だ」
女「しょうがないねって笑ってほしい? それとも、それは甘えだって怒ってほしい? どちらを取るかは君次第だ」
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分かりきった答えを聞いてしまうのは、背中を押してほしいから。
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女「返ってくる言葉はもう分かっているでしょう?」
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ただの確認作業がこんなにも愛おしい。
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なりふり構って、手段を選んで、背に腹代えずに行こう。
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かぐや姫「漫画の新刊出たから月に帰ります」
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嘆きは幸福の礎である。
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十羽一唐揚げ
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ヒーロー「俺様惨状!」
ヒロイン「大丈夫?」
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男「ゾンビキラーさん?」
?「ゾンビ吉良です」
男「逃げろぉおおおッ!!!!」
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逃げるが勝ちだが腹が立つ
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水を飲む時に咽せて「ああ、生きるの下手だな」って。
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君を僕の言葉で殺したかった。だというのに死んでしまったら、もう愛するしかないじゃないか。
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掠れた音の、舌っ足らずな君の歌声を、イヤホンを耳に押し込んで聴いている。イヤホンで耳を塞げたら良いのにな。
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人生と云うものは、何かを成すには短すぎて、無為に過ごすには長すぎる。
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子ども「大人になるための準備をしています」
大人「老後の準備をしています」
老人「死ぬ準備をしています」
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男「毒をもって毒を制する最悪の方法だ」
女「人はそれを薬と呼ぶんです」
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長靴履いても百万回生きても猫は猫だし、お前はお前。
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真実はいつだってほんとうだったけれど、正しいわけじゃなかった。
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優しい嘘を重ねたら、優しい人じゃなくてただの嘘つきが出来上がっていた。
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生きることが一番確実で、苦しくて、簡単な自殺方法でした。
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男「地獄を見せるよりも、地獄を地獄と思わせない方が余っ程外道だ」
女「案外、ほんとうに地獄じゃないのかもしれないよ?」
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ヒーローなんて虚勢貼ってなんぼだ。
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理解はできなくとも、愛せはせずとも、受け入れることはできると私は信じたい。
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恐ろしく早い起床、俺でなきゃ二度寝しちゃうね
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俺が嫌いな人は俺のことが嫌いだけど、俺が好きな人は俺のことが好きじゃない。俺の好きな人は俺に似てセンスが良いんだ。
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私は私を好きな人以外を好きになるつもりはない。それでもなったのなら、それもきっと恋なのだろう。
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目の悪さなんて知ったことかと、夜空に一番星が瞬いていた。
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止まない雨はないし、明けない夜はないけれど、止まない雨と明けない夜を望む人間も確かにいるのだ。
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ぶん投げた匙が親愛なるあなたの寝首に刺さりますように。
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