第3話
「あ、すいません、2人で」
「おいおい、猫だぞ?まず、驚けよ、
人型の猫なんて見たことないぞ?」
「ドラえもんみたいなもんだろ」
「ウェイトレスの格好してるよ」
「見りゃわかる。なんかのドッキリか?」
「しかし、こんなお金のかかることするか?」
「テレビ局のカメラとかもないよな、
探してみよう」
「それにしても律儀だよな、猫って猫背じゃなかったっけ?真っ直ぐだよ」
「変な世界に紛れ込んじまったぜ」
「もしかしたらこの猫、喋れる猫じゃね?」
「どうだろうか、喋れるのかな」
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