時間を構造化する時流構成論(理論生成の構造に対する哲学みたいな何か)

カペタ

時間とは何か(特に時流構成論における時間について)

追記

大幅に改稿する必要が出たので今の文章は暫定的なものになります。

しばらくお待ちください。



物理学では時間の実在を問います。

文学では時間は思い出や感情の変遷に付随するものとして扱っています。

しかし、ここでの時間の扱い方はそれらとは異なっています。


時間はインフラとなる社会のシステムなのです。


そもそも時間は自然界に元から存在するものではないと考えています。

だから、源混沌という状態では時間が成立する以前の状態を扱っています。

時の流れは生命が発明し(代謝や複製のループ機構)、時間(特にそれを測る時計)は人類が発明したものです。

時間は不断の努力によって維持されているもので、当たり前に存在するわけではなく本来とても尊いものです。

時計を設計、製造する会社や、通信を維持する会社、理論をより洗練させたり、より精密に測る手法を考えたりする人々の努力によって支えられているからです。


例えば、

待ち合わせの時間と場所を決めれば巡り合うことができるのは、時間を共有することができているからです。

場所だけがわかっていても時間(特に体験)を共有する手段に乏しければそう簡単に会うことができません。

人々が気軽に会うことを約束できるようになったことは実はとても驚くべきことなのです。


時間という社会インフラであるシステムは誰が苦労して維持している物です。


だからこそ、時間は大切なものとして扱う必要があるのです。

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