【詩集】心の万華鏡

ミコト(香里見事)

流星の夢

光り輝く星たちは

そのすべてが眩く美しい

私を例えるなら光を失った星屑

闇を彷徨う孤独な欠片


静寂の影に身を潜め

誰の目にも止まらない安らぎを抱く

そうして、心の奥に宿った

虚ろな光をそっと灯しながら生きていく


それでも、いつか

せめて一夜の流星となり

空を明るく染める

ひとひらの光で儚く消えたい

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