・モノノ怪

動く日本画、と思うくらい耽美な和風ファンタジー。

モノノ怪となった人間の情念を払う怪しげな薬売りによるオムニバスストーリー。

去年から新劇場版も始まり、相変わらずのクオリティ！

・劇場版カウボーイビバップ　天国の扉

テレビアニメオープニング曲の「Tank!」は多分誰もが耳にしたことあるはず。宇宙を駆ける賞金稼ぎのハチャメチャなストーリーと多彩な音楽が心地よい。

で、その劇場版がとにかくハードボイルドでかっこよすぎる。個人的には紅の豚とコレがかっこよさの双翼。

テレビシリーズ未視聴でも劇場版単体で楽しめます。

・コードギアス反逆のルルーシュ

SFピカレスク・ロマン。帝国主義の世界で身分を偽りながら成り上がる古典王道ストーリーに、ギアスと呼ばれる特殊能力や知略線にロボット兵器も出てくる中二病を加速させる作品。外連味満載で毎話盛り上がりながら、１話でのセリフが真核になっており、最終回で頭真っ白になる。

・PSYCHO-PASS

心理状態を計測することで犯罪者を摘発できるシビュラシステムが治安を維持する日本。まだ犯していない罪を裁くことは正義なのか。監視官と執行官（潜在犯）がシステムに裁かれない悪と対峙する。

アニメも小説も定期的に見返しますし、最近「これからの正義の話をしよう」を読んでいるんですが、まさにこの構図だよな～としみじみ。

正義のためにシステムから外れていく狡噛、システムの中で足掻きながら正義を執行する常守、システムこそ正義と信じる宜野座という人間ドラマも奥深い。

１期と、劇場版プロヴィデンスが大好きすぎます。

・ゴッホ　最期の手紙

これは海外作品なんですが、全部油絵か水彩画を一枚一枚撮影している狂気のアニメ（短編でなく９５分もある！）。それ故にゴッホの絵がそのまま動いています。

ストーリーも一押しでして、最後の真相には涙がほろり。

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