『もらいものガール』は、人から“もらう”という行為に宿る気持ちや縁を、ユーモアと温かさを添えて描いたエッセイ集です 🎁🍀
テーマはタイトル通り“もらいもの”。タダ券やお裾分けのような日常的なものから、「そんなものまで?」と思わず笑ってしまうほど、エピソードの幅が広いのが魅力です 😄📦
どの話にも共通しているのは、物そのものよりも、「それを渡してきた人」との関係や、その場の空気感が丁寧に描かれていること 😺✨
だから読み進めるほどに、「何をもらったか」よりも「どんな人から、どんな流れで受け取ったのか」が印象に残ります。そこに作者の観察力と、人との距離感のうまさがにじんでいました 👀🤝
一話一話が短く、しっかりオチがついているので、エッセイでありながら“小さなショートショート”を読んでいるような感覚もあります 📝🌈
笑える話もあれば、ふっと胸が温かくなる話もあり、「この作者の人生、ちょっと覗いてみたい」と思わせる人柄の魅力が、全編を通して一番の読みどころだと感じました 📚🙂
いくつかあるエピソードのうち、特に印象的であった内容に絞って紹介させてください。
個人的には咄嗟の判断&行動で横断歩道で人命救助にあたったエピソードに心を打たれました。
前方で突然お婆さんが倒れてしまうのです。周りの人たちは素知らぬフリ。でも信号が変わってしまう。
頭と心で分かっていても、助けようと強く思っても身体が動かない。そんな経験はないでしょうか?
作者様は勇気を持ってこの難局を乗り越えて人命救助にあたります。
その日から一年以上経過してから、助けた方の義理堅い親子さんが御礼として職場に直接会いに来られるのです。
これは感動的ですね。
時を経ても尚、そう思わせるのはひとえに作者様の人徳に他ならないでしょう。
人命を救った後の微笑ましいエピソードが特に印象的です。
心の所作一つ一つが小さな習慣をつくり、やがて人格を形成し、ひいてはその人そのものとなり、かけがえのない人生となっていくことでしょう。
この物語は終わらない、この先も続くことでしょう。
なぜなら、作者様の心が今を作り、未来を作ることに繋がっているからだと私は思います。
きっと心に強く残るお話があると思いますよ。
あなたはどのエピソードがお気に入りですか?
『もらいものガール』。
頂くことは、お相手の心を受け取ること。
そんな素敵なご経験を、おすそ分けして頂けるご著作です。
とくにおすすめしたいのは、『人でなし!』の項でございます。
私ごとながら。
ネコさん型ロボットから、配膳中なのに「バイバイだにゃー」をされてしまう運のなさを持つものとしましては、すごい、すごすぎる!という感嘆が浮かんで参りました。
しかしながら、作者様のあふれるおだやかなお人柄から、羨ましい、ではなく、微笑ましい。そんな気持ちになるのでございます。
どうぞ、ご一読を。
驚き、感心、憧れ。いろいろな素敵、を頂戴できます。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。