「私」への応援コメント
幼少期の過酷な経験と、それをきっかけに生まれたもう一人の人格“守”。この設定がとても魅力的で、主人公の孤独と心の傷が痛いほど伝わってきました。
おじいちゃんとおばあちゃんの愛情に支えられつつ、主人公が「いい子」であろうとする姿は胸が締め付けられる思いでした。そして、“守”とのノートでのやり取りというアイデアが素晴らしいですね。守はただの人格ではなく、主人公を支える存在として、温かくも切ない感情を感じさせました。
ラストの展開では、母の死の真相や隣人の正体が明らかになり、そこから再び過去と向き合うことになる主人公の決意に息を呑みました。
殺人鬼の「優しい笑顔」という描写が、不穏ながらもどこか引き込まれるものがあり、この人物が語る「僕の話」とは一体何なのか。物語の先が非常に気になります。
「守」への応援コメント
ベリーハード企画から
まず物語の設定の確認として、それぞれの話の語り手は
一話が主人公の女の子
二話が父親(犯罪者の身体、隣人)
三話が母親(主人公の別人格)
ということで間違いないでしょうか?
ここにこちらの勘違いがあった場合、一部的外れな指摘をしてしまうかもしれません。そうなってしまっていたら、申し訳ないです。
毎話語りが変わり、前の話で宙づりになっていた謎や伏線が回収されていく、読みごたえがある作品でした。この文字数によくこれだけの情報量を注ぎ込めたなと、素直に感心します。無駄な情報を省くことが上手だなと感じました。
少し物足りないなと感じた点をいくつか。
まずは語りの特徴についてです。この作品の語りはどれも「過去形と短文を多用した淡々とした語り」になっているという印象を受けました。「淡々とした」は一読者としての完全な主観です。この語り自体は過去を語る方法として良い文体だと思います。一方で、三つの視点、すべての語りが同じ文体で語られていることが少し残念に感じました。これが全部実はすべての真実を後に知った「娘」による語りだと言うのなら脱帽なのですが、このコメントの冒頭で整理した通りの語りの解釈で問題ないのであれば、もう少し語り手に合わせて文体を変えたほうが、自然で読みやすくなると思います。もちろん、一人称などによって最低限の語りの変化の工夫はされていることは理解しています。
次に情報量を削り落とすことの弊害について。先ほどはこの点を称賛しましたが、作品内での登場人物の言動や行動の説得力に影響が出ています。特に母親視点の三話です。この話はこれまでと比べて語り手による自身の内面への言及が多いです。それ自体はよいと思うのですが、「お題」の回収にもなっている最後の四行が少しついていきにくいです。この箇所の心情だけをまとめると「かなりショックだけど満足」という内容になっていますが、字面で母親に起こった心情は読めても、正直感情の深さや重さが伝わってこないと感じてしまいました。一人称の語りで、クライマックスでもあるので、もう少し踏み込んで描いてもいいのかな、と個人的には思います。
最後に一点だけ
父親と母親、両方の視点で娘の祖父母を「父と母」と呼んでいることが少し気になりました。一般的には、どちらかは「義父と義母」と呼ぶと思うので。これも何か作者さんの設定があるのですかね。
色々と書きましたがベリーハード感想企画ということで後半の指摘があるだけで、前半で書いた通りよくできた作品だと思っています。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます!
「義父と義母」問題についてはすぐに解決しようと思いますm(_ _)m
「語」への応援コメント
企画より参りました。
良いところから。
この短さで満足度の高い作品と感じました。
語り型小説として完成度が高く、長いものでもこの構成力を活かせるならとても良いなと感じました。
気になる点
絶妙なわかりづらさ
です。
これ間違ってたら嫌なのでお聞きしますが、男がお父さんだった、ということなんでしょうか?でも死亡事故してるから違うのか?と思いつつそんな雰囲気もあり、よくわかりません。
二話目の絶妙なわかりづらさが逆にいいのかもしれませんが、僕にはストレスに感じました。
三回くらい読み直してもよく分からなかったので、単純な読解力の無さかもしれません。
もう少し二話目をわかりやすく出来るならしてみても良いかもしれません。
参考程度に。
作者からの返信
読んで頂きありがとうございます!
中々伝わりにくかったですよね。
2話目の解説として、殺人鬼は身体を乗っ取る能力を持っていて、初めに男と入れ替わった後、交通事故にあってしまった為、妻と入れ替わり、いっそ1家全員を殺そうとして男を殺そうとしに来た。といった感じです。そして今からもう1話書いて分かり易くしようと思います。
アドバイスありがとうございました!
「守」への応援コメント
不思議なお話ですね‥‥
魂としては最後3人集合しているということですね。