№29 「ぬりかべ」
「ぬりかべ」とは日本の北九州北部に伝わる怪異・妖怪。
福岡県の海岸地方の伝承では、夜道を歩いていると突然、目の前に
「見えない壁」が出現し、前方へと進めなくなってしまうという。
壁の横を通り過ぎようとしても、壁は左右にどこまでも続いており、
そのまま進めば崖へと転落してしまうこともあるという。
これに対処するには、まず落ち着いて一服し、棒で
足元を払うと目に見えない障害物は消え去るという。
また、この怪異の正体は、狸や鼬などの獣が陰嚢を広げ、
人間の目を塞ぐために生じる幻だとされる。
また、地方によってぬりかべは、「野襖」「壁塗り」「壁坊」などと呼称される。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます