第4話「Do」
20XX年4月9日7時44分。北山駅。
「おはよう~~、ソラ、、、どうしたのそれ。」
「いや、まぁ、昨日いろいろあって・・・。」
「そうなの・・・。怪我はいたくないの???」
「痛くない。大丈夫。」
「ちゃんと寝られてるの???」
「いや寝てない。電車の中で寝るよ。」
「授業中に寝ないようにね。」
ソラはすごい眠そうな顔をして学校へ向かった。
20XX年4月9日7時44分。南山駅。
「え???」
「うん????」
「顔どうしたの???」
「あぁ、、、いろいろ昨日あってさ。」
「まぁ山の方騒がしかったね。親子喧嘩???」
「まぁそんなとこだよ。」
「ほどほどにしておきなよ???」
「へいへい。」
電車の中で陸斗はしっかり寝ていた。
20XX年4月9日8時18分。昴高校1年3組。
「おはよう~~~。あんずちゃん。」
「桜子ちゃん、、、おはよ~~~!!」
「・・・。」
「あれ???二人どうしたの???」
「うん???」
「いや、なんか。仲悪くなった???」
「いや???」
20XX年4月9日8時33分。昴高校1年3組。
「皆さんおはようございます。今日から授業が始まっていきますので気合い入れて頑張っていきましょう。」
「1限はHRとなりますので昨日配ったファイルなどを出して待っておいてください。」
20XX年4月9日8時38分。昴高校1年3組。
「ねえ、あんずちゃん。」
「うん???」
「昨日山騒がしかったよね???」
「あぁ、そうだね・・・。」
「そして、ソラと陸斗くんは眠そう。というか寝てる・・・。」
「まぁ、おそらくだけど何かあったに違いはないわね・・・。」
「でもあまり触れてはいけない気がするんだよね。」
「確かにね。」
「まぁ、でも昼休みに様子を見てみようか??」
「そうだね。」
20XX年4月9日8時48分。昴高校1年3組。
「さぁ、1限始めていきますよ~~~。」
そのまま淡々と授業は続いて行きお昼休みとなった。
20XX年4月9日12時55分。昴高校1年3組。
「そうだ、鷹鳥くんと獅子山くん。あとで職員室に来てもらえるかしら?」
また、二人は伯芽先生に呼ばれていた。
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