怖編集

@samtom

山の幽霊

ここは、村の有名な山。ここでは何者かが自作自演し、幽霊になりきって、登山客を襲い、殺してしまうという有名な事件が起きており、今でもその犯人は見つかっていない。

犯人は、身長180cmぐらいの男性で黒い帽子をかぶっていると言う。



私はその犯人を突き止めるために、その山に家から1時間かけて向かい登山を始めた。


登山を始めて1時間ほど経過しただろうか。なんの異変もなく、頂上に到着した。


何もなかったのかよ..と思いながらも下山して帰ることにした。


あたりはもう薄暗く、数時間前に遭遇した数十人の登山客ももういなかった。


あたりが見えなくなってきたので、懐中電灯であたりを照らした。


その時、遠くのほうに黒い影が見えた。 


見えずらいが、高身長の男性で黒い帽子をかぶっていた。


もしかして……… その瞬間、こちらを向いて、自分の方に近づいてきた。


私は全力で逃げた。 「あれは、絶対に犯人だ!」


疲れた。もう無理… その時、男性の足が急に止まった。


私は勇気を振り絞り、後ろを振り向いた。


男性に話しかける。


「もうやめてください! 死にたくないです!」


男性はびっくりした顔で私を見る。


男性「お前、どっかで見たことあるぞ。もしかして、裕也?」

私 「え。誠太?」


その時、頭が真っ白になる。 男性は高校時代の親友、誠太だったのだ。


私 「こんなところで遭遇するなんて..。ところでお前、何やってんだよ。」

誠太「あっ、えっと、、」

私 「本当に殺したのか?」

誠太「ああ..」

私 「殺したのは誰だよ。」

誠太「ここの村長の村上ってやつだよ。誰でもよかったんだ。とにかく偉い人を消したかった。ただそれだけなんだ。」

私 「いっしょに警察に行ってやってもいいぞ。」

誠太「大丈夫。俺、1人で行くよ。自分がやったこと、全部伝えてくる。」


その後、一緒に下山し、誠太はすぐに交番に行った。


結果、誠太は逮捕された。


ニュースで、「誠太容疑者は、誰でもよかったと容疑を認めていると言うことです。」と言っていた。


よかった。一息ついた。


その時、家のチャイムが鳴った。

「ピンポーン」


笠幡裕也さんですね。あなたを、窃盗の疑いで逮捕します。


私はパトカーで警察署まで連れていかれた。


山に向かうときに使った車は、盗んだものだ。理由なんてない。


「誰でもよかったんだ。偉い人を消したかった。ただそれだけなんだ。」















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