微生物の知識をふんだんに使った異世界ファンタジー小説!主人公フラバスが現代から異世界に転送したのだが、現代の思考と菌の世界とのギャップを面白く描いている。また、シリアスでありながら感動的である。特に悪党大将ポツリヌス、副賞テタニの紳士的なところもいい。魔法あり、消毒液などなどあり、現代と菌世界との融合と言えよう。まだまだ物語が続くが、面白い展開になりそう。各自一読願いたい。最後に菌世界にもパフェがあるよ〜。
好きじゃないと書けない菌類擬人化の物語。菌類の特性や性質が能力に反映されていたりと、読んでいると知らない菌の世界の事を知る事が出来ます。専門用語が必要になる場面もありますが、しっかりと解りやすく噛み砕いた文章と情景描写で表している点も非常に参考になりました。コメディとシリアスの使い分けも良く、どちらかに偏らない物語展開なので軽く読みながらも、しっかりと満足のいく内容になってます。
面白いので菌類なんかの小話があると更に面白くなると思います。