天 蒸籠さんの作品こそ、まさに「ガチ中華」と呼ぶにふさわしい物語だ

「浪子燕青」を主役に、祝家荘の末裔を相棒にするという着眼点。羅真人や周侗といった人物の配置から感じられる深い考証。多くの日本人が抱く中華像を遥かに超えた、大陸の風を感じる「本物」の物語ですね。その圧倒的な筆力と熱量に、ただただ感服いたしました。

そして、驚きました。実は私の作品にも「岳飛」を登場させているのです。まさかの共通点に、勝手ながら深いご縁を感じています。

同じ中華というテーマを愛する仲間として、これからもお互いに頑張りましょう!

このレビューの作品

浪子燕青 侠客行