第42話 2025 10 17 外人と脇道

　最近、夜になったら路上に外人がやって来るのです。それも街灯も少ない脇道に歩いて来るのです。知り合いの警察官に聞いたのですが、だんだん分かりました。外人は夜の街灯も少ない脇道は殆ど知らないのです。日本人は脇道は普通の道ですが、外人は夜の街灯の少ない脇道は興味津々の様です。


常五郎さん(その34)

　その精肉店の親父、ボボ・ブラジルは「すき焼きの薄い肉に注文すると、そんな肉はできない」云う。そこで、「薄い肉は冷凍したらできるのや」とすみ江さんは教えたようです。ボボ・ブラジルの精肉店は、薄い肉で繁盛したのです。

　葡萄の収穫の時は、「すき焼きが出る」と云った様です。常五郎さんは、普段は仕事はしないけれど「すき焼き」は張り切ってやっていたようです。招待もしてないのに、アールの旦那もやって来たようです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る