第14話 2025 04 04 自衛隊の山火事

 山火事はなんとか終わりました。今回の山火事は17年ぶりの山火事でしたが、その前は48年前でした。瀬戸内地方は山火事があるという事が分かりました。

 48年前は近見山が燃えました。その時は、最初は消防署とか消防団がやってましたが、火の勢いは止まらず、自衛隊に要請したのです。自衛隊がやって来ました。900人で消火したのですが、やり方は本当に軍隊でした。900人を3つに分け、300人を消火するのです。後の600人は何もしない。1時間すると交代して300人が消火する。最初の300人は休憩です。そして、1時間すると次の300人と交代です。次々に消火するのです。消防団は1時間もするとへとへとになり、消火した処は、また火が燃えるといことになります。


 常五郎さん(その10)

「敵艦見ゆとの警報に接し、連合艦隊は直ちに出撃、これを撃滅せんとす 本日   

天気晴朗なれども波高し」 

 有名な電報がありますが、常五郎さんは「そんなんは知らん。わしは、フタマルサン、(203)の電信を受け取って同じフタマルサン(203)を発信しただけや。それだけや」

 常五郎さんが云うには、「戦争になると電信閉鎖になるんや。 必要なことしかできんようになる。本日天気晴朗なれど波高しなんかは絶対に相手に分からんようにならないかん。たぶん、一時間ぐらいして態勢が分かった頃に電報したんだと思う」 

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